ITパスポート

ブロックチェーン

取引記録をブロックで連結し分散共有して改ざん検知を行う技術です。

用語解説

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンは、取引記録などのデータをブロック単位でまとめ、ブロック同士を順番に連結して保存する仕組みです。

複数のコンピュータで同じデータを共有して管理する点が特徴で、「分散型台帳技術」と呼ばれます。

中央の管理者が1つの台帳を管理するのではなく、参加者が同じ台帳の写しを持ち、合意した内容だけを記録します。

基本的な仕組み

ブロックチェーンは、次の流れでデータを記録します。

  1. 一定期間内に発生した複数の取引データをまとめて1つのブロックにします。

  2. ブロックには、直前のブロックのハッシュ値が含まれます。

  3. 参加者間の合意により新しいブロックが承認されると、チェーンの末尾に追加されます。

  4. ネットワーク上の複数のコンピュータ(ノード)が、同じ内容の台帳データを保持します。

改ざんしにくい理由(代表的な考え方)

改ざんの検出をしやすい理由は、ブロック同士をハッシュ値で結び付けるためです。

ハッシュ値による連結

  • 各ブロックは、ブロック内容から計算したハッシュ値を持ちます。

  • 次のブロックは、前のブロックのハッシュ値を記録します。

改ざんが検出されやすい流れ

1つのブロックの内容が変更されると、そのブロックのハッシュ値が変わります。

すると、後続ブロックに記録されている「前のブロックのハッシュ値」と一致しなくなり、整合性の異常として検出されやすくなります。

理解のポイント

  • データをブロックにまとめ、ブロックを時系列に連結して記録します。

  • 各ブロックが前ブロックのハッシュ値を持つため、改ざんすると整合性が崩れて検出されやすいです。

  • 台帳データを複数ノードで共有するため、一部だけの改ざんは成立しにくいです。

  • ITパスポート試験では、改ざん検知、分散管理、暗号資産の基盤技術が要点になりやすいとされます。

発展知識

関連用語

用語 概要(40文字以内)
ハッシュ関数 入力から固定長の値を生成する関数です。
P2P 端末同士が直接通信する方式です。
コンセンサスアルゴリズム 正当性について合意形成する仕組みです。
スマートコントラクト 契約処理を自動実行する仕組みです。