プロジェクトマネジメント
期限と成果物を達成するために計画し、進捗と変更を実行から完了まで管理する活動です。
用語解説
プロジェクトマネジメントとは
プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトを完了させるために、目標、期限(納期)、予算(コスト)、品質、リスクなどを計画し、実行し、進み具合を確認して調整し、最後に完了手続きを行う管理活動です。
プロジェクトとは
プロジェクトは、次の特徴を持つ活動です。
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有期性。開始と終了が決まっています。
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独自性。同じ作業を繰り返すのではなく、独自の成果物やサービスを作ります。
プロジェクトの例は、新しい社内システムを半年で開発することです。プロジェクトではない例は、毎日同じ手順で工場のラインを動かす定常業務です。
プロジェクトマネジメントの目的
プロジェクトマネジメントの目的は、限られた時間、予算、人員の中で、必要な品質の成果物を作り、プロジェクトを完了させることです。
主な目的は次のとおりです。
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期限(納期)を守ります。
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予算内に収めます。
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求められる品質を確保します。
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利害関係者(ステークホルダ)の要求や期待に沿うように調整します。
プロジェクトマネジメントの流れ
プロジェクトマネジメントは、代表的に次の5つのプロセス群で整理されます。
| プロセス群 | 内容 |
|---|---|
| 立上げ | プロジェクトを正式に開始し、目的や権限を明確にします。 |
| 計画 | 期限、費用、体制、品質、リスク対応などの計画を作ります。 |
| 実行 | 計画に沿って作業し、成果物を作ります。 |
| 監視・コントロール | 進み具合や費用などを確認し、ずれがあれば計画や作業を修正します。 |
| 終結 | 成果物の受け渡しと記録の整理を行い、正式に完了します。 |
プロジェクトマネジメントの管理対象
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)では、管理対象を10の知識エリアに分類します。
ITパスポート試験では、名称と管理内容の対応を押さえることがポイントになります。
| 知識エリア | 管理する内容 |
|---|---|
| 統合マネジメント | 全体の調整と、変更の取りまとめを行います。 |
| スコープマネジメント | 実施する作業と成果物の範囲を決め、変更を管理します。 |
| スケジュールマネジメント | 作業順序と期間を決め、期限までの進み具合を管理します。 |
| コストマネジメント | 見積り、予算設定、支出状況を管理します。 |
| 品質マネジメント | 必要な品質基準を定め、満たしているかを管理します。 |
| 資源マネジメント | 人員、設備、ツールなどの確保と割当てを管理します。 |
| コミュニケーションマネジメント | 報告内容、頻度、手段などを決め、情報共有を管理します。 |
| リスクマネジメント | 起こり得る問題を洗い出し、分析し、対応策を管理します。 |
| 調達マネジメント | 外部委託や購入の契約、発注、検収などを管理します。 |
| ステークホルダマネジメント | 関係者を特定し、関与の方法や対応を管理します。 |
理解のポイント
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プロジェクトは「期限」「成果物」「制約」がある取り組みです。
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管理対象はスコープ、スケジュール、コスト、品質、リスクなど複数あります。
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計画どおりに進まないことを前提に、差を把握して調整することが重要です。
発展知識
関連用語
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| PMBOK | プロジェクトマネジメントの知識体系をまとめたガイドです。 |
| WBS | 作業を階層的に分解し、作業範囲を明確にします。 |
| ガントチャート | 作業と期間を棒で表し、スケジュールを見える形にします。 |
| アローダイアグラム | 作業の順序関係と所要時間を図で表す工程管理手法です。 |
| クリティカルパス | 全体の最短期間を決める、所要時間が最大となる経路です。 |
| スコープ | 実施する作業範囲や成果物の範囲です。 |
| ステークホルダ | 影響を与える、または影響を受ける利害関係者です。 |
| EVM(アーンドバリューマネジメント) | 進み具合と費用を数値で評価する手法です。 |
| プロジェクト憲章 | 目的、範囲、権限などを示す正式な認可文書です。 |
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