ITパスポート

IPアドレス

IPアドレス(Internet Protocol Address)は、ネットワークに接続された機器を識別するための番号です。

用語解説

IPアドレスとは

IPアドレス(Internet Protocol Address)は、ネットワークに接続された機器を識別するための番号です。

通信では送信元IPアドレスと送信先IPアドレスを使い、データの届け先を特定します。

何を表す番号か

IPアドレスは、主に次の2つの役割で使われます。

  • 送信元IPアドレス。データを送った機器の識別に使います。

  • 宛先IPアドレス。データを受け取る機器の識別に使います。

この情報を基に、ネットワーク機器(ルータなど)は転送先を決めます。

種類

IPアドレスには、IPv4とIPv6があります。

種類 表記例 特徴
IPv4 192.168.1.10 0〜255の数字を4つ、ドットで区切る形式です。利用できる数に限りがあり、アドレス枯渇が問題になりました。
IPv6 2001:db8::1 16進数をコロンで区切る形式です。利用できる数が非常に多いです。

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

IPアドレスは、利用範囲の違いで次の2つに分けて説明されることがあります。

  • グローバルIPアドレスは、インターネット上で一意になるIPアドレスです。インターネット上の通信で使われます。

  • プライベートIPアドレスは、家庭や会社などの組織内ネットワークで使うIPアドレスです。インターネット上ではそのまま使いません。

代表的なプライベートIPアドレス範囲(IPv4)

範囲
10.0.0.0〜10.255.255.255 10.0.0.5
172.16.0.0〜172.31.255.255 172.16.1.20
192.168.0.0〜192.168.255.255 192.168.1.10

固定IPアドレスと動的IPアドレス

IPアドレスは、割り当て方法の違いとして次の2つで説明されることがあります。

  • 固定IPアドレスは、基本的に変わらないIPアドレスです。サーバ運用などで使われます。

  • 動的IPアドレスは、接続のたびに変わる可能性があるIPアドレスです。DHCPで自動割り当てされることが多いです。

理解のポイント

  • IPアドレスはネットワーク上の機器を識別する番号です。

  • IPアドレスにはIPv4(32ビット)とIPv6(128ビット)があります。

  • IPv4ではグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを区別します。

  • 動的IPアドレスはDHCPなどで自動割り当てされます。

  • IPv4はネットワーク部とホスト部に分かれ、境界はサブネットマスクで決まります。

発展知識

関連用語

用語 概要
サブネットマスク IPアドレスのネットワーク部とホスト部の境界を定義する値です。
DHCP 接続時にIPアドレスなどを自動で割り当てる仕組みです。
DNS ドメイン名とIPアドレスを相互に変換する仕組みです。
NAT プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する技術です。
MACアドレス ネットワーク機器に割り当てられるハードウェア上の識別番号です。
IPv4 32ビットのアドレス体系のIP規格です。
IPv6 128ビットのアドレス体系のIP規格です。