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FMS

FMSは、複数設備を統合制御し、多品種少量生産に対応する生産システムです。

用語解説

FMSとは

FMSはFlexible Manufacturing Systemの略で、複数の工作機械や搬送装置などをコンピュータで統合制御し、多品種少量生産などの変化に対応しやすくした生産システムです。日本語ではフレキシブル生産システムと呼ばれます。

目的

多品種少量生産のように、製品の種類や生産量が変わりやすい状況でも、生産の切替え時間を短くしつつ安定して生産することが目的です。

特徴

従来の生産ラインは、特定製品を大量に生産するのに向く設計が一般的です。一方、FMSは、製品が変わっても設備や制御を切替えやすい点が特徴です。

構成要素

構成要素 役割
工作機械 旋盤やマシニングセンタなど、加工を行う機械です。
産業用ロボット 部品の着脱や加工の補助を自動で行います。
自動搬送装置(AGV) 工場内の工程間で、材料や部品を自動で運びます。
中央管理コンピュータ 全体の工程を監視し、各機器へ指示を出します。

用語が使われる場面

  • 製品の種類が多く、受注内容により生産量や工程が変わりやすい工場の自動化で使われます。

  • 夜間の無人運転を増やす目的で、搬送と加工を連携させたい場合に導入が検討されます。

発展知識

関連用語

用語 概要
FA(Factory Automation) 工場の生産工程を機械やコンピュータで自動化する取り組みの総称です。
CIM(Computer Integrated Manufacturing) 設計、生産、販売、管理などをコンピュータで統合管理する考え方です。
CAM(Computer Aided Manufacturing) 製造工程の計画や工作機械の制御をコンピュータで支援する技術です。
MRP(Material Requirements Planning) 生産計画に基づき、必要な資材の量と時期を算出する手法です。
JIT(Just In Time) 必要なものを必要な時に必要な量だけ生産、調達する考え方です。
セル生産方式 少人数で組み立て工程をまとめて担当する生産方式です。