SLA
SLAは提供者と利用者がサービス品質を数値で合意する契約上の取り決めです。
用語解説
SLAとは
SLA(Service Level Agreement、サービスレベル合意書)とは、サービス提供者と利用者の間で、提供するサービスの品質や水準を数値で定め、文書で合意する取り決めです。
日本語では「サービス水準合意」「サービスレベル契約」と呼ばれることもあります。
SLAで決める対象
SLAでは、品質を測定できるように、目標値と条件を明確にします。
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何を対象にするか(例。稼働率、応答時間)
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どの期間で評価するか(例。月次)
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例外扱いする停止の範囲(例。計画停止を含めるか)
SLAに含まれる主な項目
| 項目 | 内容の例 |
|---|---|
| 可用性(稼働率) | サービスの稼働率を月間99.9%以上とする |
| 応答時間 | 問い合わせから1時間以内に一次回答を行う |
| 障害復旧時間 | 障害発生から4時間以内に復旧する |
| データバックアップ | 毎日1回以上バックアップを取得する |
| セキュリティ | 不正アクセス検知後30分以内に対応を開始する |
稼働率の計算
SLAでよく使われる稼働率は、次の式で表します。
稼働率(%) = (計画稼働時間 − 停止時間) ÷ 計画稼働時間 × 100
計算例
月間の計画稼働時間が720時間で、停止時間が0.72時間の場合です。
(720 − 0.72) ÷ 720 × 100 = 99.9%
理解のポイント
具体的な数値で合意する
SLAは「努力する」などの曖昧な表現を避け、測定できる指標と目標値を合意するのが原則です。
未達成時の対応を決める
合意した基準を満たせなかった場合の対応として、返金、利用料金の減額、サービスクレジットの付与などを定めることが一般的です。
品質を確認できるようにする
利用者と提供者が、同じ基準でサービス品質を確認できるようになります。
発展知識
関連用語
| 用語 | 概要 |
|---|---|
| SLM(サービスレベル管理) | SLAで定めたサービス水準を維持し、改善するための管理活動です |
| 可用性 | システムが必要なときに正常に使える状態である度合いを示す指標です |
| MTBF(平均故障間隔) | 故障してから次に故障するまでの平均的な稼働時間です |
| MTTR(平均修復時間) | 故障してから復旧するまでにかかる平均的な時間です |
| KPI(重要業績評価指標) | 目標の達成度合いを定量的に測定する指標です |
| SaaS | インターネット経由でソフトウェアを提供するクラウドサービス形態です |
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